より使いやすく
印刷現場は1分1秒を争います。測定ファンクションを探している間にその仕事が終わってしまうようではいけません。
わたしたちは初めスマホのような操作性を求めていました。しかし、乾燥していないインキを扱う場面では、それは無意味な事と知りました。そこで、メニューの階層を減らす事と自動判定測定の使いやすさ、面内の濃度差の表示にこだわりました。
もちろん、カラーLCDの採用も操作性にプラスとなるでしょう。
SCTVに対応
2017年に規格化されたISO20654のSCTV(特色インキの網%測定)にいち早く対応しました。
パッケージ印刷では必須となるSCTV計算式による網%管理は今後の顧客からの要望にもお答えできるでしょう。
電源廻りの改善
今回のスペクトロデンスには非接触の充電器を採用しました。充電台の端子が無くなりチャージのトラブルは解消されました。また、内臓のバッテリーもLiFePO4を採用し、これまでのNi-MH充電池の約10倍の充電が可能となります。
さらに、USBポートをマイクロUSBに変更し、USBからの充電も可能となりました。
G7やISO 12647-2への対応
この測定結果の表示はG7ファンクションでの1度のスキャン測定での表示です。G7に必要なプロセス+RGBベタ部とCMYベタ、HC、HR、SCの良否を1画面に表示します(アドバンスド以上)。同様にISOチェックでも1度のスキャンで結果を表示します。(プレミアム)
ここをクリックするとG7のカラーパッチをダウンロードできます。IGAS会場に印刷してお持ち頂ければその場で測定をご覧頂けます。
さらにさらに
スペクトロデンス本体底部のタイヤをさらに強化し、エンコーダーも内蔵しました。これは、次の測定を行う際の測定器の移動を助けます。本体を持ち上げなくても次の測定箇所へ移動できるので、腕への負担を軽減します。
もちろん、スキャン測定も可能で、特性曲線のスキャン測定はベーシックでも行えます。さらにプレミアムでは200パッチまでのスキャン測定が行えます。